石田貴裕 アート制作journal

岩手で絵画制作しています。作品紹介と日々の出来事を綴って行きます。

2017-02-26から1日間の記事一覧

晴天ながらも風が強く 前日に降り積もった雪が吹雪の様に舞う朝 鳥も吹き流され 行き場を失う朝 6枚切りの食パン2枚を焼いて食べた朝 飼い猫をなだめる朝 何もないといえば何もない朝だ 昨日の朝もこんな感じだったからだ 左から liniere dot ss oil on canv…

忘却

忘却人は誰しも物事の細かな部分を自然と忘れていきます忘れるという事は新しい情報を取り入れる上で必要となる脳の機能であると言われています 夢を確実に見ていただけど、どんな夢だったのか目覚めた瞬間に散り散りになり忘れてしまった その瞬間と重なる…

空間

空間に作品を配置する それを眺めてみたり、視界の隅に置いたり 全く無視したり 空間の上で作品は空虚の一途を辿る それに抗うように色彩を見つけていく それを意味付けるようにモチーフが生まれる もっとも不自然でありながら 光を受け続ける自然に近付きた…

硬質の風景

硬質の風景 とても冷え冷えとした空気に まだ春は遠いと身に沁みて感じました 風が吹き慣らしていった エッジの際立った雪の模様 硬質の風景を印象付けて 昨日までの世界を切り落とすかのように 一変させています そういった視覚的感情を 感覚の上で作り上げ…

循環

循環 作品を作り続ける行為に周期性を強く感じます 去年の今頃、同じ様なアイディアと イメージを漠然と持っていてそれを形にしようとしていた 形にした物は違うけれど因子は限りなく近い感覚 季節の中で無意識にそれ選んで行く様に 去年の今頃もこんなジャ…

日常生活と作品

日常生活と作品 何か特別な事ではなく、一瞬のひらめきというか思いつき。 それを作品として強引に成立させようとするのだから 日常生活の作品なのかもしれない。 水色にはこんな意味があって赤色にはこんな逸話がある。 なんて、ロマンチックな背景は持合わ…