石田貴裕 アート制作journal

岩手で絵画制作しています。作品紹介と日々の出来事を綴って行きます。

アトリエより

文句

とても暑い日が続く7月。 海外では看板の文字が溶けるほどの熱波に襲われたというニュースを見て、もしも絵が溶けたら面白いんじゃないか? と暑さにやられた考えになってしまっている。 いやぁ、あんなのどうする事もできないよなぁ。 寒い時は寒い時で違う…

模擬展示

screentonepainting untitle oil on canvas アトリエに絵をかけて見ている。 模擬展示と言えばいいのか、 イメージをイメージのままで処理し続けても そのうちピンと張り詰めていなければならない糸がすぐ絡まってしまう。 分かりきっている事を何度も執拗に…

5月定位

screentonepainting F8 虚空に手を合わせ 今日も無駄な物を作りましたと 心にもない懺悔を繰り返すだけである。 朝からスッキリと頭が動くのは 規則正しい生活の賜物かな

あいだ

そもそも作品の間にある部分がアートですね そんな素敵な事を言った人がいたらしい。

距離

screentone painting stencil painting left:F30 / right:(h)1600x(w)2000mm 拡大されたイメージを認識するのに、やはり距離を保つ結果になる。

触れる

Screentone painting oil on canvas 2017 触ってみると絵の具の厚みがよくわかる。 これが画面の大きなムラであり、均質化された結果でもある。 『観る』と『触れる』がさり気なく有り合うように、絵画の丁寧な作法に努めて行きたい。

キャンバス作品用のベース

キャンバスと同サイズのベースを今まで木でこしらえていたが、金属質の物で作りたいと思いつき、アルミのアングルとチャンネルで作ってみた。単純な構造ながら精度重視で作った為、思っていた以上に時間が掛かってしまった。 作品を取り付けたらイメージ通り…

何か書こうとしても、何も思いつかない日。 無念。

Robert Ryman

a supply route oil on board (H)397x(W)397x(D)68mm 2016 般若心経の空即是色を考えるに、 対する色即是空の意味がより深く体現できるように感じる。無なんだから体現ってのはおかしな話しだけれども、今一例えられる言葉やシュチュエーションが思いつかな…

Jim Jarmusch

container (b) oil on canvas (H)410x(W)320x(D)66mm 2016 ジャームッシュのパーマネントバケーションやストレンジャーザンパラダイズくらいのドライさが丁度いい。 人との距離感の事を考えると、確信めいたように自分にそう言い聞かせている。

イタリアの映画

Outremer lapis 2 oil on canvas board (H)199x(W)203x(D)62mm 2017 イタリアの名画には悲惨なストーリーが多い。 とある知り合いとの会話の中でこんな話が出た。 悲惨なのが多いとは言っても引き合いに出たのが『道』とか『自転車泥棒』ぐらいのもんだが。 …

pollen allergy

Sacred War oil on canvas board (H)198x(W)171x(D)64mm 2016 急に花粉症の症状が出ました。 朝起きてもう鼻水がギアナ高地エンジェルフォールよろしく 止らず垂直落下の大惨事。(汚い話でスミマせん) 何気にここまで酷い症状が出たのは久しぶりでした。 あ…

人工的な色

Something like a star 思い出の色 思い出の中の緑色がプラスチックの様な人工的な色だ。 空間を脳内に再現する不自然なもの。 まるでブロックの玩具の緑色だ。

image

フキノトウ

grass line 2 oil on canvas (H)412x(W)319x(D)70mm 2016 Blue line L 2 oil on canvas (H)412x(W)319x(D)70mm 2016 辺はフキノトウだらけです。

ヘビ花火

物事に夢中になっていると、とても時間が短く感じられ、退屈な作業には、ゆっくりと時間が流れて行く感覚。 誰しも感じる部分であるし理由もあるそうなので、そこら辺は各々調べて頂いて… 時間の経過とはイメージにして、ヘビ花火の 様なものなのであろうか…

marking

階層 回想 開放

知らない農道

Mint Green VE oil on canvas board (H)332x(W)241x(D)64mm 2016 知らない街を歩いてみたい…… それよりも知らない農道を歩いてみたい。 普段見慣れているに違いないが、全く初めて通る田舎道に何か擽られる気持ちになるのだ。 山の色は変わらない、だが自分…

春に

作品の紹介と今日感じた事を綴っています。

new work 製作中

new works

冬の蝿

梶井基次郎の小説を読むと こう、長い時間布団に横たわった身体の 軋みが疼いてくるような気分になる。 病に伏すことで人を妙な境地にさせるのか、意外にもそれが純粋な思考であったりするのか、よく分からなくなってくる辺りが風邪をひいて横になっている心…

詩から散文へ

EPA 2 oil on canvas (H)434x(W)326x(D)66mm 2016 島崎藤村の『千曲川のスケッチ』 散文で描かれた風景の静かさに共鳴する部分を見出す。 何かドラマがあったのか、何か特別な思いで此処にいるのか、 決して見返りの無い日々の集積の結果なのだと自分で納得…

モノクロームの風景

作品の紹介と今日感じた事を綴っています。

artworks march 2017

artworks march 2017

ユリイカ

orange peel 3 oil on canvas (H)455x(W)380x(D)70mm 2016 ユリイカ Eureka 何も見えない、その瞬間から点の光が どこまでも広がって行く様な感情。 思い描いていた事が実現した事より、初めて見たり触れたりするものにこの感情は多い。 そうなると世界には…

ASHIATO

作品の紹介と今日感じた事を綴っています。

削ぎ落とし

EPA ss oil on canvas board (H)177x(W)177x(D)70mm 2016 削ぎ落とし 油絵の具を削ぎ落とす感覚で画面を作り上げていく。 絵の具の硬さはやや緩めで塗っていく。 乾いたら別の色を重ねていく。 単純なレイヤーの構造で奥も手前も分かりやすく見えている。

新たな読書の仕方

light a pipe 2 oil on canvas board (H)370x(W)230x(D)65mm 2016 本屋でたまたま好きなミュージシャンのエッセイを見つけ衝動買いをした。 読むの楽しみだなぁ、なんてウキウキな気持ちでいたのに、車の中へ入れっぱなしにしていて、本の存在を忘れ10日ほど…

3月-雨

Blue line w 3 oil on canvas board (H)241x(W)171x(D)59mm 2016 雨が降り始める。 もう雪より雨が降る日が増えてきた。 それでもう3月の空気の入れ替わりを推し量る。

白鳥

Sacred War 2 oil on canvas board (H)185x(W)198x(D)64mm 2016 特に今頃、田んぼに飛来した白鳥をよく見る。 ゆっくりとした動作で首を曲げ、黙々と泥の中へ口を突っ込んで落穂を食べている。 見るとすっかり泥だらけ。 子供なら母親が叱るほど泥だらけ。 …

音楽的アプローチ

multiple dot 1 oil on canvas board (H)202x(W)138x(D)62mm 2016 音楽的アプローチ 音楽で受け取った作用を展開し制作している。 そういう人は沢山いるだろうし、無くてはならないものであったりする。 制作をする上で音楽としての役割はこうだ。 BGMとして…

自由という規律

Mixture 2 oil on canvas board (H)177x(W)177x(D)70mm 2016 自制、自己規律 普段制作している上で、自由という規律に縛られる感覚を抱きます。 何をしても大して問題は無いはずなのです。 何をしてもいい、だけど何もかもいいと言うわけにはいかない。 答え…

春の匂い

light a pipe oil on canvas board (H)226x(W)204x(D)65mm 2016 昨日に続いて今日も良く晴れていた。 雪が少なくなり、褐色の萎れた草木が見える様になってきた。 そして至る所で様々な春の匂いがした。 その匂いを具体的にどう指すかは説明できないが、確か…

選択

選択 やるべき事を分かっていてやらない事、 些細なものまで含めると1日にどれ位あるのでしょうか。 やるべき事が同時に存在していて、どちらかを対処している間にもう片方を忘れてしまっている状態。 今するよりも、後でまとめてやった方が合理的だと判断し…

晴天ながらも風が強く 前日に降り積もった雪が吹雪の様に舞う朝 鳥も吹き流され 行き場を失う朝 6枚切りの食パン2枚を焼いて食べた朝 飼い猫をなだめる朝 何もないといえば何もない朝だ 昨日の朝もこんな感じだったからだ 左から liniere dot ss oil on canv…

忘却

忘却人は誰しも物事の細かな部分を自然と忘れていきます忘れるという事は新しい情報を取り入れる上で必要となる脳の機能であると言われています 夢を確実に見ていただけど、どんな夢だったのか目覚めた瞬間に散り散りになり忘れてしまった その瞬間と重なる…

空間

空間に作品を配置する それを眺めてみたり、視界の隅に置いたり 全く無視したり 空間の上で作品は空虚の一途を辿る それに抗うように色彩を見つけていく それを意味付けるようにモチーフが生まれる もっとも不自然でありながら 光を受け続ける自然に近付きた…

硬質の風景

硬質の風景 とても冷え冷えとした空気に まだ春は遠いと身に沁みて感じました 風が吹き慣らしていった エッジの際立った雪の模様 硬質の風景を印象付けて 昨日までの世界を切り落とすかのように 一変させています そういった視覚的感情を 感覚の上で作り上げ…

循環

循環 作品を作り続ける行為に周期性を強く感じます 去年の今頃、同じ様なアイディアと イメージを漠然と持っていてそれを形にしようとしていた 形にした物は違うけれど因子は限りなく近い感覚 季節の中で無意識にそれ選んで行く様に 去年の今頃もこんなジャ…

日常生活と作品

日常生活と作品 何か特別な事ではなく、一瞬のひらめきというか思いつき。 それを作品として強引に成立させようとするのだから 日常生活の作品なのかもしれない。 水色にはこんな意味があって赤色にはこんな逸話がある。 なんて、ロマンチックな背景は持合わ…