studio EL-7 imitation march 2019
【studio EL-7 imitation march 2019】
studio EL-7 imitationとは、石田貴裕のアトリエで制作と展示が同時並行で行われる状況を写真と解説文で構成していく、活動記録の名称である。
展示の全体の様子を含め、個々の作品の詳細も合わせて今後紹介していく。
【studio EL-7について】
作者本人が美術作品の制作と展示を目的として作ったアトリエの名称である。
白壁とスポットライトを備え、制作と同時に壁に掛け直ぐ様その状態を確認するために制作された。アトリエ名のEL-7の由来は、かつてSONYが販売していたエルカセットと呼ばれる磁気テープの音響機材の名称である。そのユニークな存在感と、自身が制作する状況を重ね合わせアトリエの名前にしたのである。以下Wikipediaよりエルカセットの詳細。
エルカセット(ELCASET)は、文庫本大(152mm×106mm×18mm)のカセットシェルに1/4インチ幅(6.3mm / オープンリールテープと同一)のテープを収め、コンパクトカセットの2倍の走行速度9.53 cm/s、A/B各面2チャンネルでアナログ磁気記録再生するための、カセットおよび録音再生装置(デッキ)の規格名である。
コンパクトカセットがあくまでも会話録音用の規格であったため、ハイファイオーディオ用途においてメーカー及び消費者側が性能や音質に疑問を抱いたことから、ハイファイオーディオに適合できる各種の新しいカセットテープ規格が提唱された。結果1976年に、「オープンリールの音を、カセットに。」という開発思想の下、ソニー、松下電器産業(現・パナソニック)、ティアック(TEAC)の3社が提唱し、実用化から一般市販に至った音声記録機器用規格である。主な商品は1976年6月以降、SONY EL-7を筆頭に規格提唱各社から発売された。発売当時は大変多くの期待を集めた規格の一つであったが、商品としては短命に終わった。