石田貴裕 アート制作journal

岩手で絵画制作しています。作品紹介と日々の出来事を綴って行きます。

歩く、歩く

歩く、歩く

 

今朝の天気は良く晴れていて、日差しも暖かかったが

絶えず山からの風が吹き、体感温度的にはとても寒かった。

雪に反射する日の光は一面をとても眩い光景に変え

青い山々とのコントラストの美しさが際立っていた。

日射しによって溶けた屋根の雪が雫となって

トタンに跳ね返る細やかなリズムをあちこちで聴く事ができた。

 

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今朝外を歩いて見聞きし、感じた事はこの位です。

昨日と微妙な変化もあれば同時に大きく変わっていく状況を

把握する事で時間の感覚が統制される実感が持てます。

冬の時期、自発的に外に出る事は少ないので

新鮮な気持ちで一日を迎えられる習慣として

続けていきたいと思います。たぶん。

 

今まで作業場なり室内をウロウロとよく歩いていました。

歩く事で引き起こされる想像や、妄想の連鎖が心地良いと感じていました。

そして朝外歩くのはそれとは反対に、空っぽに近づく行為なのかもしれないと思っています。それも心地が良いのです。

外で見た風景や環境音そのままに、頭の中を一度其れ等で満たしていく事によって

とっ散らかった机の上を強制的に真っ新にしてく様な感じです。

また違う心地よさに日々を預けていきたいと思います。

 

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Rhymes

oil on canvas board

(H)366x(W)260x(D)72mm

2016